2月17日(水)、北高同窓会館2階、第一研修室にて、7回生〜35回生13名が「ステンドグラス」作成を体験しました。
ステンドグラス、なんと神秘的な響きでしょう。
おそらくは、初めて見た写真や映像がそのような印象を脳裏に焼き付けているのでしょう。
ステンドグラスを作ることができるという好奇心と怖いもの見たさのワクワク気分で臨みました。
 
     
 
(1)上平先生が参加者の希望のモチーフ(花・猫・ブドウ)にガラスをカットしてきてくださいました。
(2)ガラスのパーツの切り口に銅のテープをまきつけます。ミリ単位の作業に、指先と目がついていけず、苦戦しました。
特に、ブドウの丸いガラスに細いテープをまきつける作業が難しかったです。
(3)銅をまきつけたパーツをハンダでモチーフに型付けます。ハンダ付けの作業は記憶になく、初めての体験でした。金属が溶けて銅の上を流れてすばやく接着するので、 ”おもしろい”のですが、 ”丁寧””きれい”とは程遠いものでした。
(4)モチーフの形ができあがったら、洗剤で洗って、ハンダ部分を磨いてこげ茶色に着色します。
(5)もう一度水洗いしてレモンオイルを塗り完成です。
 
     
 
先生のご指導の下、ワイワイ楽しく、時には真剣にと3時間あまりで何とか完成させました。
ブドウの粒は15個あり、これをつけるのは難度の技術を要すると、しみじみ感じました。
猫の目はハンダでつけるのですが、二つの大きさを同じにするワザも大変なものです。
花の色はそれぞれに違っていたけれど、どの花も飾ってみたくなる素敵なものでした。
ピンチの時には先生に助けていただき、一人ひとりが違う味を持つ作品が出きました。
光にすかして見ながら、ステンドグラスを体験でき本当によかったと思っています。
 
     
 
     
 

二橋とき子(20回)


6月6日 会員44名(10回〜55回)のご参加を得て行ってまいりました。

 
しらはぎ会小旅行in名古屋の思い出
 伊藤彰子 25回 (初参加しました)
      
 集合場所へむかう私の不安(どんな方達が参加なさるのだろう?年齢は?お仕事は?等々)は
二橋会長の「おはようございます」の暖かな笑顔でどこかへ押しやられました。
 その後のスタッフの方の各所での段取りの良さ、又車内で配られたおやつ等のうれしい心使いで、旅行中はウキウキと楽しく快適でした。
 徳川美術館の大名道具の見事さ、ノリタケの技術のすばらしさ、そして更にゴーギャンの芸術の迫力、とめったに会えない品々から沢山のパワーを頂きました。
おまけながら、可愛い春姫御膳の昼食、帰りの土産店での買い物、皆さんとのおしゃべりで、私はもちろん女の人全員満足度upの旅行であった事は間違いありません。
 
     
 

社会科見学in名古屋に参加して
 松井ひで子 16回  
      
 2009年6月6日、しらはぎ会の美術館巡りに参加させていただきありがとうございました。日常の憂いや煩いを忘れて、学生時代にもどることができました。

しらはぎ会貸切バスの中ではおしゃべりの花畑。浜松駅出発の時は雨でしたが、目的地の徳川美術館到着の時には上天気になっていました。
 絢爛豪華な尾張の姫様の調度品の数々を見てため息をつき・・・、今もあるらしい名古屋婚礼の華やかさのルーツを感じ、国宝の源氏物語絵巻等々・・・もっとじっくり深く観たいと、時間の足りなさを嘆きつつ「春姫御膳」の待つ饗応膳の間につきました。まさに山海の珍味が、扇面流しの文様の三重組の重箱に飾られ・・・食べる前にはいっせいに携帯のシャッターがあちこちできられて、目も心もお腹もいっぱいになってしまいました。是非もう一度ゆっくりおとずれたいと願いつつ、バスにもどりました。  次は「ノリタケの森」で、世界に誇れるノリタケの美術品にふれ、陶器の製造過程を直接に見ながら対話で説明を聞くこともできて勉強になりました。オールドノリタケのなつかしい思い出の西洋皿やコーヒーカップ等々、又ショップではモダンなお皿も見られて・・・。一方、広い緑の森の庭の中、華やかな結婚式もとり行われていました。また、時間が足りなくなりました。

最後は金山駅の近くのボストン美術館です。「ゴーギャン展」では 既にテレビでも放映されているあの有名な作品を、とても身近にじっくり見ることができ幸せでした。

「我々はどこから来たのか 
    我々は何者か 
       我々はどこへ行くのか」

 しらはぎ会のおかげで、つくづく私は今の自分があると思います。人生中での苦渋や危機を乗り越えてこられたのも、黙って見ていて下さった先輩、後輩のこころ、同時のささえによるものでした。貴重な青春をおなじ学び舎ですごした友達とは数多く顔を合わせたいと思います。
 今回の催しには母と娘のしらはぎ会ペアー、55回生から10回生までの年代を超えたきずなが伝わってまいりました。
「70代も捨てたものではありませんよ。」の若々しい先輩のお声に私たち60代も大いに励まされました。本当に楽しい一日をありがとうございました。

 
     
 
     
 
     

 
陶芸教室に参加して
 高木美幸 25回  
      
 11月8日(日曜日)19人の参加者がそれぞれ思うままに 器あり、オブジェあり、花瓶あり、私が思っていた以上に皆さん、一人一人の思いが込められていて個性があったことには驚かされました。
私は与えられた1・3キログラムの粘土を、全部使い、銘々皿を6枚とフォークとナイフが置けるぐらい長い箸置きを3本を作ることができました。色は白を指定させてもらって今から和菓子が似合うお皿で栗羊羹をいただくのが楽しみで楽しみで・・・
ある方は秋刀魚が似合う長いお皿が欲しいとはじめから希望して2枚のお皿を作っていらっしゃいました。秋刀魚が旬のこの時期に間に合うことを願っています。
 うちから持っていらした写真を元に仏手を作られた先輩の個性には感動しました。私も出来上がりが楽しみです。
 大皿を1枚をどかんと作られた方には 私はこれにパスタをのせたらおいしそうだろうなあと思いました。実用的なお皿が多い中、河童のオブジェを作られた方がいらしてそのデザインのすばらしさには皆が驚きました。
また、大皿に筆でバラの絵を描かれた先輩がいらして今から出来上がりが楽しみです。
 抹茶茶碗を紐作りで丹念に作られた方も仕上げに先生の巧みな腕でこうだいがみるみる作られ、抹茶茶碗らしくなりとても喜んでおられました。
 大きな花瓶をと最初から希望されていた方も先生のアドバイスの下に見事な花瓶を作り上げていらっしゃいました。単純な大皿も先生のアドバイスで釉薬による色づけできっと出来上がってきた時には皆さんの個性が出ること間違いなしです。
  先生は皆の思いのこもった作品を大事に持ち帰り、一つ一つ確認しながら素焼き(600〜700度で6時間)をしてくださいます。その後、ざらざらなところにペーパーやすりをかけてくださり、みんながそれぞれ指定した釉薬を これまた一つ一つかけていただいた後、1230度の温度で10時間をかけて先生の工房で本焼きをしていただき、再び、同窓会館まで持ってきてくださいます。皆さんは自分のかわいい完成品とまた再び、出会います。

時間があれば、ぜひ、器を持ち寄って好きな食べ物をのせて完成パーティをしたいものですね。あの素敵になるだろうな大皿にサンドイッチをのせてみたいなあ・・・。あの抹茶茶碗でお茶を銘銘皿に羊羹を乗せて・・・・あのカッパ君はどうなっているんだろう・・・・バラの絵の大皿もサラダをのせて、食べ終わる頃にバラの絵が現れてくるなんてなんてすてき・・・・、そんなどきどき楽しみな思いをもって本日の陶芸教室は終了しました。
 先生、どうぞよろしく。おせわになります。

 
     
 
     
 
     
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