Q17 北高に入学して心から良かったと思うことがあれば教えてください

【5回生】
■楽しく生き生きした3年間だった。特に高1入学時の3年生(一中〜北高と5年間の人たち)が大人で部屋の黒板に書かれたコメントやメッセージが新鮮で魅力があり、それを読むのが楽しく待ちわびた。専門性豊か、人間性豊かな先生も多く、校長先生とも話し込むこともあった。「いかに生きるか」基盤作りの3年間だったと思う。
■良き師、良き先輩が実感できた。校風を感じた。
■自己の向上を目指す学究的雰囲気があってよかった。男子に気後れすることなく何事もやることができたのも北高で育ったおかげだと思う。
■自由な校風の中で高校生活を送れたことに感謝しています。入学してから上級生が先生のことを「○○さん」などというのを聞いて、今思えば他愛ないことですが、いかにも「高校生になった」という感じを持ちました。

【6回生】
■どの教科の先生もユニークでそれぞれ魅力をお持ちだった。先輩の時代から愉快なほほえましいニックネームを進呈されている方があって、今でも記憶に残っているネームが7〜8あって懐かしい。
■男子学生は同級生も上級生も記憶にある限り、紳士が多かった。以後同窓会であってもそう思う。
■他校と違って自主自律精神が強く、自分の責任で行動できたことが、今現在も生きているように思う。制圧的なところを感じたことがなかった。
■祖父(北高の前身の正則中学)や父、叔父たちも同窓になり共通の話題があり良かったと思います。山月記を著した中島敦氏の父上が父達の漢文の先生だったことをよく話されて、理系を選択していたのに、漢文と古典は選択しました。現在たいへん良かったと思っています。
■友達から紹介されて色々な分野の本をたくさん読んだこと。
■皆さんが優秀で一生懸命勉強したこと。戦後の混乱も残る時代であったが、一番心に残る充実した学生生活であった。
■同じような考え方の人(女子)のためか、さっぱりしたお付き合いができた。ある意味では個人主義が多かったのかな?
■基本的に女子が少なすぎて学校生活はやや淋しかったが、社会で活躍している立派な先輩やよい友人に恵まれてよかったと思う。
■制服なし、自由に何でも出来たこと。男子の見極め?目が肥える?何といっても自由気儘、但し、責任は自分でということ。大人になって考える事、考えてから行動する。きちんと自分の言葉で意見が言えていることでしょうか。良い、悪いをはっきり言えることです。間違っていたらきちんと謝ることです。
■体育の時、校長先生が女子に何かをしてあげたいと他校の女の先生を呼んで下さり、ダンスをやりましたが、皆でさぼりました。(そーずら)女の先生は「かんかん」でした。私たちは「かいかん」でした。ダンスも家庭科も無いのを承知で入学したのですから。私は本校始まって以来と言われました。→教室で編み物をしました。手袋です。楽しい3年間でした。

【7回生】
■北高に学び、学問的雰囲気に浸れ、将来大学で一生懸命学びたいと思い努力した。
■個性的な人が多く、くだらないことを言う人は少なかった。男女がいることで空間を感じた。(呼吸が楽だった)社会人になってからも男女の関わり方の基準になっている。現在、新たに青春の日を取り戻し、楽しくお付き合いをしています。
■女子校では経験できなかったこと、楽しさ、喜び、ちょっとの優越感。女子が一割に満たないという稀な経験などなど、北高で良かったとつくづく感じます。
■山岳部に混じって白馬にスキーに行ったり、木曽駒登山をしたり、楽しい思い出です。部活動も楽しかったし、勉強も強制されず自主性を重んじてくれる良いところだと思います。同級生(女子)皆、仲がよかったこともとても良かったです。
■視野が広くなったと思う。北高進学と希望したとき、中学の教頭先生から市立を勧められたが北高に入学して良かったと思っている。
■本当に良い先生方にめぐり逢えたこと。授業でもその他でも。私の現在の知識(?)の源は高校時代に育まれたものと思っています。
■良い友達(一生の友達)にめぐり逢えたこと。価値観が似ていて、時代を共有できることが本当に嬉しい。現在71歳ですが、ずーっとお付き合いし、子育て終了後は毎年2〜3泊の旅行をしています。(4人で)
■良い友人ができた。

【8回生】
■自由な考え方、責任のある暮らし方など、自分の生き方の根底を形成した。
■誇りに思える高校を卒業できたということは、大変幸せです。北高の三年間は良き師、良き友に恵まれました。
■浜松では最高の高校で学べたこと。
■素晴らしい友人がいたこと。
■自由に過ごせたこと。マニュアル通りに生きることを強制されなかったことは、その後の人生にも大きな影響を与えたと思う。
■いろいろな分野の人と友達になれた。とても居心地の良い楽しい高校三年間でした。先生方も味のある先生ばかりで、何しろ自由でした。今になってもっと勉強しておけば良かったと思います。人生変わっていたかも!?
■あまり勉強熱心な生徒ではありませんでしたが、当時のレベルとしてはしっかりした基礎学力を三年間で学んだと思う。先生も良い意味での女子への配慮をしてくれていたと思う。

【9回生】
■先生方が素晴らしい(もっとしっかり勉強すれば良かったと思う)。自由な雰囲気、友達に素晴らしい人が多勢いた。色んなことを経験させてもらった。放送委員会での活動(プロのアナさんとの話、名古屋の 放送局見学etc.)、演劇出演、昼休みの歌、夏の弁天島の水泳(先輩達とのつながりの深さ)。
■各界に活躍されている方が多いので心強く思います。
■「一生の友人を得ている」これに尽きます。又、人への信頼感が身についた。
■ 個性的な人が多く、卒業してからのお付きあいが楽しい。お互いに啓発され、常に成長できる仲間である。非常にあっさりしており、心おきなくつきあえるので、とても良かったと思います。
■心から尊敬できる人、憧れの人等、たくさんの素晴らしい人と出会い、私の知らない世界をみせていただいたことです。
■当時は、それなりにうっ屈した日々を送っていたものだが、五十余年を経た今も、北高へ通ってよかったなぁ、と思えること。

【10回生】
■個性的で自立した素敵な友人に恵まれたこと。
■一生続ける友人達と何人も出会った。学校は楽しい所だと思った。先生方もやさしく、温和で信頼でき、勉強も個人にまかされていて強制もなくゆったりしていた。
■自由な校風の中で個性を伸ばせたこと。個人的には読書三昧の3年間がなつかしい。
■男子の多い学校に在学してよかったことは、その後の生活の中で、男性を意識しないで発言できたことです。
■拘束ごとが少なく、自由で気持ち良く過ごせた。
■勉強も服装も生徒の自主性に任され、又、信用されていた。普段、宿題は無かった。
■男女共学の高等学校で三年間すごす事ができたこと。
■共学の中で暮らすことで自立心が育つ多と思う。自由な物の考え方をするということも、北高の校風から得られたのではないかと思う。
■教科書を使用しない先生、ご自分の専門を熱心に語って下さる先生など、ご自分の考え方をそのままぶつけて下さった“人生の先生”に出会えたこと。

【11回生】
■男子生徒といっしょにクラブ活動ができたこと。
■中学の同窓会で女子高出身者から「高校の同窓会なんて出たこともない」とか「つまらない」とか聞きますが、北高卒のおかげで、今同窓会を楽しんでいます。同期の女性も、それぞれ個性をのばして生き生きとしていらっしゃる方が多く、お会いするのが楽しみです。
■良い意味で自由があった。すばらしい先生に教えを受けたこと。友人関係がさわやかであったこと。
■男女平等の意識を経験したことで、老年になった今でも男子と同級生感覚でおつきあいができることです。同期会はもちろん、タウン・ウォッチング等の行事も、男女で一緒に行動し楽しんでいます。
■同窓生が各界で活躍しているのを見て誇らしく思う。
■バランスのとれた人格者が多く、現在も安心して交流させていただき感謝しております。
■水泳訓練を弁天島へ通って、最後に浜名湖遠泳を経験させていただきました。

【12回生】
■男性に対して、変に意識する事なく、人間として付き合える感覚を養えたと思う。女子高の人達よりもお行儀は良くなったと思う。
■生徒でいる時は男子と殆ど話しもせず、孤独感が強かったのですが、卒業して同窓会などで会って話すと、いろいろな世界が広がって、共学の学校へ行けたことが良かったと思っています。
■自分の考えにそって行動する自立の精神が養われたように思います。「北高の卒業生」という事を誇りに思っています。
■制約が少なく、個性を認めてくれたこと。
■将来の伴侶と出会えたこと。公平な目を養えた。さっぱりした人間関係(友人)。

【13回生】
■友達が優秀。感化されることが多いです。
■小、中学校と温室育ちでしたので、精神的にも強く自立心が養われたと思います。
■男性の友人が未だに何人か居ること。
■周囲から北高卒ということで、ある程度の評価を受けたこと。
■深く理解しあえる友人ができたことです。
■卒業後に人脈が増えて仕事で助けられた。
■当時の先生方が立派な先生ばかりでした。それぞれ個性がおありで。同窓会でもそういう話がよく出ます。
■男子生徒の中にいて、「女子だけの色々な意味での競争」を余り意識しないでいられたのはよかったと思います。反面、せっかく男子の中に居たのだから、もっと「男子の考え方、物の見方」など、深い話ができたらよかったと思っています。
■自由な校風。
■立派な先生方とたくさんの優秀な男子の中で勉強ができた事は大変良かったですが、内向的で無口な私には女子の友達もできなくてつらいこともありましたので、大学は迷わず女子大を選びました。

【14回生】
■学生時代はあまり感じなかったが、卒業してから同窓会での活動を通じて、人間関係などよかったと思うことがある。
■自然な形で男女共同参画意識が身についたと思います。
■伝統ある高校でその中で教育を受けられたこと、卒業してからも活躍されている先輩、同級生、後輩を見聞きするにつけ、自分も頑張らねばと思う気持ちにさせてくれること等、心から嬉しく、又、感謝の気持ちです。
■同窓という事で、共通の話題と信頼があり、年齢差に関係無く色々な人達とお友達になれた事です。
■卒業後、その後結婚後も浜松で暮らす事が多かった(主人の転勤のため、14年程他の土地での生活でしたが)私にはとても頼りになる先輩、同級生が多数いてくれる事が幸せです。
■自由闊達な精神を学ぶことができたこと。同窓会の活動が充実していること。

【15回生】
■自由にのびのびできたこと。
■男も女も差を考えなくて、一緒に勉強できたこと。自分自身の中にも、男だから女だからはなかったからかもしれない。
■どこに住んでも高校の名前を知っている人がいること。
■学習、生活面共に丁寧な指導が当然だった様な中学から、突然自主、自由の校風で、迷いと困惑の高校時代。個人的に良い想い出はないが、卒業後、各界で活躍している同窓生が多い事で振り返って、良い学校だったのかナーと思っている。
■自由な雰囲気と自主独立な精神が養われた頃かと思います。教科も自主選択、部活も自己意志で選び、活動をしました。生徒会は先輩の女子が推して下さり、部員の先輩達に色々教わりました。
■男女を問わず友人ができて、今でも連絡しあう良い関係の方々が居ること。
■北高卒業生であれば、男だ女だととりたてて言う前に一人の人間として何に興味をもち、何を大事にしているかを聞きたいと思います。その点からいうと、このアンケートは男だ女だにこだわりすぎている様に思え、少しうしろむきに感じます。このアンケートの必要性についても疑問を感じます。
■良い友達ができたこと。

【16回生】
■男女の区別なく、勉学に集中出来る環境だったと思う。差別を感じるのは、むしろ社会人になってからではないかと思う。
■男性についてはともかく、女性の友人のレベルが高く、同級生はもとより、先輩、後輩とも卒業後のおつきあいにおいて素晴らしく、高校は勉強というより、友人づくりの場だと思っております。魅力的な女性 が多いので北高に入学して本当によかったと心から喜んでおります。しらはぎ会の活動があっての縦のおつきあいです。しらはぎ会は是非がんばって存続されるべきです。
■自由とは自分を厳しくコントロールすること。高校時代に人間として生きる意味を最も深く考えることができた。よい友、よい先生に恵まれたことを心から深く感謝をしている。
■各方面で活躍している人達と同じ学び舎で勉強したこと、又、知り合えたこと。